証明写真メーカー

自撮りやスマホで撮った写真から、履歴書・パスポート・運転免許証などの規格サイズの 証明写真を作ります。できるのはサイズ・背景・スーツの3つだけで、 顔そのものには手を加えません。すべてブラウザの中で処理し、画像は送信しません。

写真を選ぶと、顔の位置を検出して証明写真の大きさに切り抜きます。

写真を選ぶ

使い方の流れ

写真を選ぶと、両目の位置から傾きを直し、髪の先端(頭頂)とあごを探して規格どおりの枠で切り抜きます。 続いて画素を背景・髪・肌・服に分けるので、背景を無地に差し替えられます。 スーツを選ぶと、そこからさらに肩と首の位置を測って、あなたの体格に合わせた形で描きます。 位置がずれているときだけ「位置と傾き」のスライダーで直し、 1枚ずつでもL判などに並べたシートでも保存できます(300dpi)。

触る項目はサイズ・背景・服装の3つだけです。 髪の色や表情、肌の加工はできません。証明写真は本人と一致していることが第一で、 顔に手を入れられる道具は、加工しすぎた写真を作れてしまうためです。

規格ごとの寸法

用意している規格と、そこで使っている数字です。「顔の長さ」は頭頂からあごまでで、 「頭上の余白」は頭のてっぺんから写真の上端までを指します。 いずれも申請の要領や写真店の慣例にある範囲の中央あたりを取っています。

証明写真の規格ごとの寸法と、顔の長さ・頭上の余白の目安
用途 寸法(mm) 顔の長さ 頭上の余白 300dpi の画素数 L判に並ぶ枚数
履歴書・エントリーシート 30×40 28.0mm(70%) 3.2mm(8%) 354×472 8
パスポート・マイナンバーカード 35×45 34.0mm(75.6%) 4.0mm(8.9%) 413×531 4
運転免許証・住民基本台帳 24×30 22.0mm(73.3%) 4.0mm(13.3%) 283×354 12
アメリカのビザ・ESTA 51×51 30.6mm(60%) 6.1mm(12%) 602×602 2

パスポートの寸法は外務省が「縦45mm・横35mm、頭頂からあごまで34±2mm、 頭頂から写真の上端まで4±2mm」と定めているので、その中央値をそのまま使っています。 マイナンバーカードも同じ寸法です。運転免許証は「頭部の大きさ2.0〜2.4cm、 頭の上の空白0.2〜0.6cm」の中央値を取りました。 履歴書は法令で決まった規格ではなく、証明写真機や写真店で使われている 「顔が縦の7〜8割」という慣例に合わせています。 この比率は「顔の大きさ」のスライダーで前後に動かせます。

何をどこまでできるのか

このページで動いているのは画像を生成するAIではありません。 「どの画素が何なのか」「体のどこがどこにあるのか」を判定するモデルを使い、 その結果をもとにこちらで切り抜き・差し替え・描画をしています。使っているのは 顔の478点を求めるモデル、画素を6種類に分けるモデル、 そしてスーツを選んだときだけ読み込む姿勢(肩の位置)のモデルの3つで、 どれもブラウザの中(WebAssembly)で動きます。

そのまま任せられること

切り抜きと傾きの補正は自動で十分な精度が出ます。 両目の位置は誤差が小さく、頭頂とあごも髪と顔の判定から安定して求まります。 背景の差し替えも、髪の輪郭の外側に元の背景色が残らないよう 縁の画素を計算し直しているので、白い壁の前で撮っていなくても無地にできます。

スーツはどう合わせているか

重ねるのは実写のスーツの写真です。首の部分が抜けている商品写真 (ゴーストマネキン)を用意しておき、その首の穴を本人の首に合わせて 拡大・回転して敷きます。布の織り目や襟の落ち方、ネクタイの光沢は写真のものなので、 塗りつぶしたような平らな面にはなりません。

合わせるための手掛かりは2つです。ひとつめはで、肌と判定された範囲の 幅をあごの下から1行ずつ測り、いちばん細いところを首とします。あごの直下を1行だけ見ると、 そこはまだ「あごの幅」なので襟が顔の幅で作られてしまいます。ふたつめは姿勢検出の モデルが返す左右それぞれの肩の座標で、肩の傾きに合わせて写真を回します。

襟の高さはあごからの距離と、選んだ規格の枠から決めます。 いま着ている服の襟の位置(肌が途切れたところ)を使うのは、それが解剖どおりの位置より 高いとき(タートルネックなど)だけです。Tシャツのように襟が低い服の位置に合わせると、 履歴書 30×40 のようにあごから下の余白が少ない規格では、スーツ一式が枠の外に出てしまいます。

スーツは人物より後ろに敷き、顔と髪は前に残します。 顔は1画素も変わりません。あごから襟までの首は、あごの直下の肌の色を そのまま下へ伸ばして作ります。こうしないと、Tシャツの襟がスーツの襟の中に入り込んだ 写真ができてしまいます。肩の位置が取れない写真(顔だけが大きく写っているものなど)では、 顔の幅から肩幅を見積もるため精度が落ちます。

できないこと

髪型を変えることと、表情を作り変えることはできません。 これらは写真そのものを描き直す生成モデルの仕事で、実際に試すと 顔が別人になります。証明写真は本人と一致していることが前提なので、 その方向には作っていません。スーツも同じ理由で、写真をその場で生成するのではなく 作り置きの1枚を体に合わせて重ねるやり方にしています。 みんな同じスーツになるかわりに、顔には一切手が入りません。

肌の加工・髪の色・口角や目の調整は、以前は用意していましたが 2026年8月にすべて削除しました。項目が増えるほど選びにくくなるうえ、 加工を重ねると本人と違って見える写真ができてしまうためです。 もともとジャケットを着て撮影しているなら、合成せずそのまま(「そのまま」を選ぶ)が いちばん自然です。実際に写っている布と襟がそのまま残るので、体格にも完全に合います。

公的書類で使うときの注意

パスポート・マイナンバーカード・運転免許証の申請要領は、いずれも 加工した写真を認めていません。背景を差し替えたものや 服を合成したものは、窓口で受け付けられないか、 受理されても後から作り直しになる可能性があります。

そのため、これらの規格を選ぶと公的書類モードが自動で入り、 切り抜きと傾きの補正だけを行います。背景と服装の項目は隠れます。 チェックを外せば加工できますが、その写真は履歴書・社員証・塾や部活の名簿など、 提出先が加工を禁じていない用途に使ってください。

撮影そのものにも条件があります。無帽・正面・無背景で、6か月以内に撮影したもの、 目が髪で隠れていないこと、影が出ていないこと。 このページは撮り方の条件までは直せませんので、 提出先の要領を確認したうえでお使いください。 寸法と余白の数字はこのページの表に載せていますが、最終的な判断は各制度の公表資料に従ってください。

画像の扱い

選んだ写真はブラウザの中だけで扱います。 読み込み・顔の検出・切り抜き・加工・保存のすべてがこのページの中で完結し、 画像がサーバーへ送られることも、どこかに保存されることもありません。 Base64 変換ツールのように入力を記録する仕組みは、このページにはありません。

ただし、AIモデルのファイル自体は外部から読み込みます。 プログラム本体は jsDelivr(CDN)から、学習済みモデルは Google が公開している ストレージから、ページを開いたあとにダウンロードします。合計およそ30メガバイトで、 2回目以降はブラウザのキャッシュに残ります。このとき送られるのは 「そのファイルをください」という要求だけで、あなたの写真は含まれません。 サイト全体の扱いはプライバシーポリシーに書いています。

プリントのしかた

「用紙いっぱいに並べて保存」を押すと、選んだ用紙に同じ写真を敷き詰めた画像を作ります。 用紙は縦向きと横向きの両方を試して、多く入るほうを自動で選びます。 L判なら30×40mmが8枚、35×45mmが4枚、24×30mmが12枚並びます。 写真のあいだには1mmの間隔を空け、まわりに2mmの余白を残し、 切り取り線を薄いグレーで入れてあります。

コンビニの写真プリントでL判に出すと、1枚の料金で複数枚ぶんの証明写真が得られます。 プリントするときは「フチなし」ではなく原寸・フチありの設定を選んでください。 自動で拡大されると寸法がずれます。書き出す画像には300dpiの解像度情報を埋め込んであるので、 対応しているプリンターやアプリなら実物大で印刷されます。

あわせて使えるページ

就職や転職の準備で数字を確かめたいときは、 年収の壁シミュレーターで扶養や社会保険の基準を判定できます。 時給の相場を見るなら最低賃金 都道府県一覧に 47都道府県の金額と月収・年収の換算があります。 引っ越しを伴う就職なら半径から市区町村を探すで 勤務先からの距離で候補を洗い出せます。 このサイトのほかの道具はツール一覧にまとめています。

よくある質問

アップロードした写真はサーバーに送られますか?

送られません。写真の読み込みから顔の検出、切り抜き、加工、保存まで、すべてブラウザの中で行っています。画像がこのサイトのサーバーへ送られることも、どこかに保存されることもありません。ただしAIモデルのファイル自体は、ページを開いたあとに jsDelivr と Google のサーバーからダウンロードします。このとき送られるのはモデルを要求する通信だけで、写真は含まれません。

どの規格のサイズに対応していますか?

履歴書・エントリーシート用の30×40mm、パスポートとマイナンバーカード用の35×45mm、運転免許証と住民基本台帳カード用の24×30mm、アメリカのビザ・ESTA用の51×51mmの4つを用意しています。これ以外の寸法は幅と高さをミリメートルで直接指定できます。どの規格でも解像度は300dpi相当で書き出します。

パスポートやマイナンバーカードの申請に使えますか?

切り抜きと傾きの補正だけなら使えますが、背景を差し替えたりスーツを合成したりした写真は受け付けられません。パスポートもマイナンバーカードも運転免許証も、申請の要領で加工した写真を認めていないためです。そのためこれらの規格を選ぶと自動で公的書類モードに入り、背景と服装の項目が使えなくなります。チェックを外せば加工できますが、その写真は履歴書や社員証など提出先が加工を禁じていない用途に使ってください。

できることが3つだけなのはなぜですか?

証明写真で本当に直したいのは、寸法が規格に合っていないこと、背景が部屋のままであること、私服で写っていることの3つだからです。以前はここに髪の色・毛先・口角・目の開き・肌のなめらかさ・明るさの調整も並べていましたが、項目が増えるほど「どれを触ればよいのか」が分からなくなり、加工しすぎて本人と違って見える写真も作れてしまいました。証明写真は本人と一致していることが第一なので、顔そのものに触る機能はすべて外しました。残した3つは、どれも撮り直せば解決するはずのことを、撮り直さずに済ませるための機能です。

スーツの合成はどのくらい自然に見えますか?

重ねるのは実写のスーツの写真です。作り置きの1枚を、あなたの首の太さと肩の傾きに合わせて拡大・回転して敷いています。布の織り目や襟の落ち方、ネクタイの光沢はもとの写真のものなので、イラストのような平らな面にはなりません。首は姿勢検出のモデルが返す肩の座標と、肌と判定された範囲の幅から測ります。襟の高さはあごからの距離と選んだ規格の枠から決め、いま着ている服の襟はそれより高いとき(タートルネックなど)だけ使います。スーツは人物より後ろに敷き、顔と髪は前に残すので、顔は1画素も変わりません。あごから襟までの首は、あごの直下の肌の色をそのまま下へ伸ばして作ります。うまくいかないのは、もとの服が大きく写り込んでいる場合や、体を大きくひねっている場合です。

スーツがうまく合わないときはどうすればよいですか?

まず、肩が写真に写っているものを選んでください。顔だけを大きく写した写真では肩の位置を測れず、顔の大きさからの見積もりで描くことになるため精度が落ちます。次に、正面を向いて肩の高さがそろっているものが向いています。大きく体をひねった写真では、片側の肩だけが手前に来て輪郭が合いません。タートルネックやパーカーのフードのように首が隠れている服も苦手で、首の太さと位置を測る手掛かりが減ります。それでも合わないときは、顔の大きさのスライダーを少し下げて肩が入る範囲まで引くと安定します。

背景はどの色を選べばよいですか?

履歴書やエントリーシートでは白かうすいグレーが無難です。指定が無ければ白を選んでおけば失敗しません。うすい青や水色は日本の写真店で昔から使われている色で、白い服を着ているときに輪郭が背景と同化するのを防げます。濃い青は明るい髪色の人が輪郭を出したいときに向きますが、提出先によっては派手に見えるので用途を選んでください。どの色でも影は入れていません。証明写真の要領はどれも「無地で影の無い背景」を求めているためです。

最初の1回だけ時間がかかるのはなぜですか?

顔の検出と髪や服の判定に使うAIモデルを、合計およそ30メガバイトぶんダウンロードするためです。スーツの合成を選ぶと、肩の位置を測るモデルがさらに約6メガバイト加わります。2回目以降はブラウザのキャッシュから読むので待ち時間はほとんどありません。回線が細い場所では最初の読み込みに数十秒かかることがあります。処理そのものはダウンロードが済んだあと、通信なしで動きます。

顔をうまく検出できないときはどうすればよいですか?

正面を向き、顔が画面のある程度の大きさで写っている写真を使ってください。帽子・マスク・サングラスは外し、前髪で目が隠れていない状態が確実です。横向きや大きくうつむいた写真、顔が小さすぎる集合写真からの切り出しは検出できません。暗い場所で撮った写真も苦手なので、窓際など明るい場所で撮り直すと通ることがあります。

寸法と余白は各制度の公表資料をもとにした参考値です。提出先によって細かい条件が違うことがあるため、 申請の前に必ず提出先の要領を確認してください。加工した写真が受け付けられなかった場合の責任は負いかねます。